カーディ・B、観客に向かって投げたマイクがオークションに出品

カーディ・Bが先日、米ラスベガスのドレイズ・ビーチ・クラブでのパフォーマンス中に、顔に水をかけたファンへの報復として投げたマイクがeBayに出品され、最高落札価格が90,000ドル(約1,280万円)に迫っている。

“カーディ・Bが人に向かって投げたShureのAxientデジタル・マイク”として出品されたこのアイテムは現在、ドレイズの音響制作会社The Waveのオーナー、スコット・フィッシャーが所有している。フィッシャーによる説明文によると、500ドルから(約7万円)スタートしたこのオークションの収益はチャリティーに寄付されるという。記事掲載時では、61件の入札のうち最高額は85,000ドル(約1,200万円)となっている。オークションは、現地時間8月8日の午前11時15分に終了する予定だ。

フィッシャーは、米TMZに対し、まだ使用可能なマイクの元々の価格が1000ドル(約14万円)で、“メイン”と書かれたテープが貼られていたため、カーディが投げた後も簡単に見つけることができたと語った。オークションの売上は、傷痍軍人プロジェクトに加え、児童養護を目的とした地元の非営利団体フレンドシップ・サークル・ラスベガスに寄付されると彼は付け加えた。

先週末、カーディがドレイズでパフォーマンスしていた際、あるファンがカップの中身を彼女にかけた。これに対し、彼女は使っていたマイクをそのファンに向かって投げた。米TMZが公開した映像によると、カーディは暑さからクールダウンするために、観客に水をかけるように頼んだようだ。彼女は動画の中で「暑いから、こっちに水をちょうだい、ビッチ」とお願いし、「あー!気持ちいい」と話している。だが、曲の途中で、あるファンがカップに入った大量の液体をそのままカーディにかけたため、彼女は持っていたマイクを投げて応戦した。その後、あるファンが、“ステージから投げつけられたものが当たった”として警察に被害届を提出した。

米ラスベガス警察が被害届が提出されたことを認めた際、カーディの名前は出てこなかったが、被害届に明記された事件発生場所が彼女がパフォーマンスをしていた会場の住所と一致していた。現地時間7月31日の声明で、警察は逮捕や出頭命令は行っておらず、“現時点ではこれ以上の詳細は提供できない”と述べていた。

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