リケジョの企業訪問 女子中高生が栃木県内の理工系職種で働く女性社員と交流

 女子中学生・高校生が、栃木県内の企業を訪問し、理工系職種で働く先輩女性社員と交流する催しが7月31日、宇都宮市の光学機器製造会社で行われました。

 県が主催するリケジョの企業訪問「理工系の未来とは?理工系のお仕事魅力発見!企業訪問」を開いたのは、宇都宮市清原工業団地のキヤノン宇都宮光学機器事業所です。

 この企業訪問は、女子中学・高校生を対象に、先輩の女性技術者から直接話を聞くことで、理工系の仕事を知ってもらい、理工系の分野への進路選択の参考にしてもらおうと開いています。

 この日は定員の5倍近い応募者の中から、抽選で選ばれた女子中学生と高校生10人が参加しました。キヤノン宇都宮光学機器事業所の入社4年目までの女性技術者6人が、露光装置の部品設計やソフトウェアの開発など現在取り組んでいる仕事の内容を紹介しました。

 参加者たちは、女性技術者の一人が担当した制御機器を使ったロボットと、ゴルフボールの積み上げ競争を行うなど、楽しみながらリケジョの仕事を学びました。

 また、交流会も行われ「理系に進みたいが数学などが苦手です」と参加者が質問すると、「得意な科目を一つでも作れば自信になる」などと先輩社員がアドバイスを送っていました。

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