特殊詐欺の「出し子」か、11回にわたり190万円引き出す　容疑の男2人逮捕

　滋賀県警草津署は3日、窃盗の疑いで、いずれも中国籍で横浜市鶴見区の会社員の男（26）、同区の無職の男（25）の両容疑者を逮捕した。同署は特殊詐欺事件の「出し子」とみている。

　逮捕容疑は1日午後0時半～40分ごろ、共謀者が不正に入手した滋賀県草津市内の女性（85）のキャッシュカード4枚を使い、同市内のコンビニのATMから、11回にわたり計190万円を引き出した疑い。26歳の男は容疑を認め、25歳の男は「心当たりがありません」と容疑を否認しているという。