ミランのベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル(22)はアタランタへのレンタル移籍が確実となったようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ミランにとって昨夏の目玉補強だったデ・ケテラエル。しかし、迎えた昨シーズンは公式戦40試合の出場でノーゴールという散々な出来に。カルチョの水に馴染めなかったと同時に、自身初の海外生活そのものに適応できなかったとされている。
今夏は自身の獲得を先導してくれたテクニカル・ディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏が解任され、後ろ盾を失った格好に。同氏の在任時は今シーズンいっぱいの武者修行というポジティブな選択肢が優先されるも、ここ最近は完全移籍での放出も念頭に置かれていた。
イタリア『カルチョメルカート』によると、アタランタはデ・ケテラエルを買い取りオプション付きの1年レンタルで獲得することでミランと合意。交渉は2日午後に本格化し、夕方までには合意を取り付けたとみられている。選手の給与は大半をアタランタが負担することとなるようだ。
デ・ケテラエルにはアストン・ビラやレアル・ソシエダ、PSV、RCランスといったイタリア国外から多くの関心が。それでも、本人がセリエAでのプレーを熱望してきた模様で、ミランもアタランタでのプレーを通じ、デ・ケテラエルがカルチョの水に馴染むのを期待しているとのことだ。
