栃木SCのホームスタジアム、年間1700万円でネーミングライツ契約を更新!「カンセキ」ってこんな企業

2日に行われた天皇杯4回戦。J2の栃木SCはJ1のアビスパ福岡をホームに迎えた。

試合は根本凌の2ゴールで栃木が一時逆転したものの、延長戦終盤の連続弾により福岡が4-2で勝利。2年連続の天皇杯ベスト8入りを決めている。

そんな試合が行われた、栃木SCのホームスタジアムである栃木県総合運動公園陸上競技場に関して、栃木県はネーミングライツを更新したと1日に発表した。

「カンセキスタジアムとちぎ」こと栃木県総合運動公園陸上競技場は2022年の栃木国体のメイン会場として、2020年7月にオープンした新しいスタジアム。

開業時にネーミングライツを取得した株式会社カンセキは、栃木県宇都宮市に本社を置く企業だ。

栃木を中心にホームセンターやアウトドアライフストア「WILD-1」などを展開。また神戸物産の「業務スーパー」を栃木県内でフランチャイズしているのもカンセキである。

社名は創業者が起業していた「関東石油販売」に由来するという(“関”と“石”でカンセキ)。

栃木県によれば、今回結んだカンセキとのネーミングライツの契約金は年間1700万円。契約期間は2028年7月31日までの5年間となる。

なお、栃木SCのもともとのホームである専用スタジアム「栃木県グリーンスタジアム」も健在。今季は9月から10月上旬にかけて開催されるホームゲーム3試合で使用される予定となっている。

その直前の8月26日には、宇都宮駅からスタジアム近くまで一本で行ける次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT」が開業予定。

「宇都宮駅東口」から「グリーンスタジアム前」までは約27分。そこから徒歩3分ほどでスタジアムに着くことから、車でないとなかなか行きづらかったスタジアムへのアクセスはかなり向上しそうだ。

ちなみに、今年11月22日から26日にかけて行われる地域チャンピオンズリーグの決勝ラウンドも栃木県グリーンスタジアムが舞台となる。

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J2で現在17位の栃木SC。今週末は6日(日)、8位のザスパクサツ群馬とアウェイでの北関東ダービーに臨む。

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