熱中症対策で試合日程など変更 全国少年団軟式野球大会

 日本スポーツ協会は3日、熱中症対策のため千葉県での全国スポーツ少年団軟式野球交流大会の日程短縮や試合時間の変更を発表した。日中に予定していた開閉会式を中止、午前開始予定だった試合は午後5時半以降に実施する。

 大会は当初3~6日の開催だったが、日本スポ協によると、4、5日のみ実施。トーナメント戦は取りやめ、参加16チームが各日1試合ずつを行う。イニング数は6回から5回、試合時間は最長90分から80分、投手の投球数制限は最大70球から50球に変更になった。

 山形県で部活動から帰宅中の女子中学生が7月に熱中症の疑いで死亡したことなどを踏まえ、全日本軟式野球連盟などと協議した。

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