旅人へひとこと
浅草の老舗町中華で過ごした、ランチタイムのひとコマをご共有します!
東京都台東区 浅草へ──
この日の浅草も午前中から賑わっていました。外国語が耳に入ってくるのは、決して珍しくありません。そして、気を抜くと完全にノックアウトされてしまいそうな猛烈な暑さを体感する日でしたが、そんなものも関係ない混みっぷりです(苦笑)
さて、今回の目的地は、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩3分、または、東武浅草駅から徒歩5分ほどの所に構えるこちら──
『中華料理 博雅』さんです!
創業90年以上。その人気ぶり・愛され具合は、開店直後からほぼ満席状態になってしまう店内からも伺えます。昔ながらの食堂的店内には大小のテーブル席に加え、小上がりにもテーブルが3卓。靴を脱いで足を伸ばせたらラッキーです。
また、壁には手書きのメニュー札なんかも。どこか昭和を感じさせてくれる癒しの空間がここにはありました。
外せない名物「博雅のシュウマイ」
メニュー名に「博雅」という店名を冠した名物!案の定、店内の各テーブルから軒並みこの「シュウマイ」をオーダーする声が聞こえてきました。
なぜかワカメが添えられているのも1つ特徴ですかね。
シュウマイには下味がしっかりついており、そのまま食べても旨味を存分に味わえます。大きめカットの玉ねぎも相まって甘味は豊かに!且つ、ホワホワとしたほどよいエア感も心地良くあります。醤油をちょいと垂らせば、ビールよりも、むしろ米を欲してしまうのではないでしょうかね。
チャーハン
シュウマイとのコンビに選んだのは、こちら。カラフルなルックスがまず目を引く一品です。醤油系のスープ付き。
ちなみに、別メニューで「博雅チャーハン」というメニューもラインナップしていましたが、そちらは卵チャーハンに野菜炒めが乗った一皿とのことでした。
開幕のひと口目から、ゴロゴロとしたチャーシューの風味を否応なく感じさせてくれるパフォーマンスが秀逸!チャーシューの塩味は過度に強くなく、ライスと自然と馴染む点も個人的にはポイントです。
そのライスはいわゆるパラパラ系。パサついているのとは違った、ドライさの落とし所が絶妙ですね。口の中で旨味をまとった米粒がホロッと解ける様はなんとも心地良いばかり。そして、噛めば噛むほど甘味が強く滲み、おのずと無意識にスプーンを動かしている自分がいました(笑)
なお、具材はそのダイスカットのチャーシュに加え、卵、ネギ、ナルト。特にチャーシュー&ナルトは食感的にも抑揚をつけてくれます故、コク旨×香ばしさによる美味な演出はもとより、「飽き」の二文字を終始遠ざけてくれること請け合いです。
そして、“シュウマイ・オーバー・ザ・チャーハン”も吉と!
町中華で過ごす有意義なランチタイムに感謝して
お店の方と常連さんと思しき方のやりとりもなんだか心地良く、尚且つ、美味なお料理たちにおのずと心が緩んでしまうひととき。これからもどうか長く続けていただきたいと、心から思える1軒でした。
それでは、ごちそうさまでした!
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中華料理 博雅(ハクガ)
〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目15−2
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*この記事は2023年7月時点の情報を基に作成しています。
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ライター:ヤマネコ