栃木県内の新型コロナウイルス感染状況(7月24日~30日) 「6週連続で増加傾向」

 栃木県は3日、新型コロナウイルスの感染状況を発表し、7月24日から30日までの1週間に報告された新規の感染者数は、1つの医療機関あたり12.33人で前の週から増加しました。

 県では県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から、1週間に報告のあった新型コロナウイルスの新規の感染者数を毎週木曜日に発表しています。7月24日から30日までの1週間に報告された新規の感染者数は合わせて937人で、1つの医療機関あたりでは12.33人です。前の週に報告のあった新規の感染者数は744人で1つの医療機関あたりでは9.79人でした。

 新規の感染者数は6週連続で増加傾向にあります。保健所別に見ますと宇都宮市保健所管内が203人、県西が45人、県東が161人、県南が175人、県北が244人、足利市と佐野市を管轄する安足保健所管内が109人でした。

 報告された937人を年代別に見ますと、10歳未満が161人、10代が155人、20代が83人、30代が104人、40代が127人、50代が102人、60代が86人、70代が52人、80歳以上が67人となっています。

 クラスターは、医療機関、高齢者施設、障害者施設でそれぞれ1件、確認されています。

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