教科の枠にとらわれずに課題を研究する「STEAM教育」 モデル校の生徒が参加し特別講座 栃木県教委

 栃木県教育委員会が進める教科の枠にとらわれずに課題を研究する「STEAM教育」について3日、モデル校の生徒が参加してプログラミング技術を用い課題解決につなげる特別講座が行われました。

 STEAM教育は昨年度から県立高校で導入されたもので宇都宮北、栃木女子、真岡、それに黒磯の4校がモデル校に指定されています。

 4校合同の特別講座は昨年度に続く2回目で各学校から合わせて20人が参加しました。

 5つの班に分かれた生徒たちは、未来の誰かのために解決すべき課題を設定し、解決に向けたアイデアを紙粘土や段ボールなどを使って試作品を作成しました。

 発表では、風呂のカビを予防するため湿度を感知したら、自動的に洗剤を散布するロボットや、買い物における地域間格差をなくすためにネット上で自分の分身「アバター」を使って解決する方法などを提案しました。

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