真夏の唐津湾 イカダで熱戦 昨年上回る20チーム参加  

オールを懸命に漕いでゴールを目指す参加者=唐津市の西の浜海水浴場

 唐津湾イカダ大会が7月30日、唐津市の西の浜で開かれた。職場や地域で編成した20チームが、真夏の日差しを浴びながら熱いレースを繰り広げた。

 鳥島近くまでを往復する約1.8キロのコースで、出場者はかけ声を合わせ、力を振り絞ってオールを漕いだ。九電工のチーム「GO!GO!九電工丸」が2連覇を飾り、西九州新幹線「かもめ」の車両を模したイカダで出場したJR九州佐賀鉄道事業部のチームが最優秀デザイン賞に選ばれた。

 唐津の夏の風物詩となっているイベントは今年で41回目。会場には約500人が集まり、大会実行委員長の森金充さん(67)は「昨年より参加チーム数も増え、雰囲気も盛り上がってにぎわった」と話した。(松岡蒼大)

© 株式会社佐賀新聞社