長崎県内 夜間も熱中症に注意 8日まで最低気温28~29度

 長崎県内は3日、口之津で最高気温37.6度を記録し、今年最高を更新した。最低気温は佐世保で28.5度など、ほとんどの地域で夜間も25度以上の熱帯夜となっている。長崎地方気象台は、日中だけでなく夜間も熱中症に警戒するよう呼びかけている。
 3日、最高気温が35度以上の猛暑日となったのは口之津のほか、島原36.9度、佐世保36.5度、長崎と大村35.9度、西海35.6度、新上五島町有川と長崎市脇岬35.5度。県によると、熱中症の疑いで16人が搬送され、5人が中等症だった。
 県内は今後、最高気温は6日まで34~35度の予報。最低気温は8日まで28~29度で推移する見込み。同気象台は、夜寝ているだけでも体力を消耗するため夜間の熱中症対策も重要とし「暑いときは無理せず、エアコンを付けて過ごしてほしい」としている。

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