小学生がコンビニ業務体験 「こども食堂」初開催 ファミマ深江店

レジ打ちを体験する小学生=南島原市、ファミリーマート深江店

 コンビニ大手のファミリーマート(東京)は3日、店舗を近くの親子らに開放して交流を図る「ファミマこども食堂」を南島原市深江町の深江店(中村俊介店長)で開いた。長崎県内では初めて。
 ファミマこども食堂は、イートインスペースを活用した店舗と地域の交流促進イベントで、2019年4月から全国で展開。新型コロナ禍で中断していたが今年5月に再開した。
 深江店では小学生と保護者計13人が参加した。小学生が棚に商品を並べたり、レジ打ちをしたりするなど従業員の仕事を体験。イートインスペースで保護者も交え、食事や飲み物を味わいながら会話を楽しんだ。
 中村店長は「子どもたちがコンビニの仕事を理解し喜んでいる姿が見られてうれしい。今後は高齢者が集えるイベントなども企画したい」と話していた。

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