カブスがレッズ4連戦に勝ち越し 欠場の鈴木は対左腕要員降格か

【レッズ3-5カブス】@リグレー・フィールド

2試合連続で打線が爆発したカブスは首位レッズとの4連戦の最終戦を迎え、1対1の同点で迎えた3回裏に3点を勝ち越し。その後はレッズに主導権を渡さず、5対3で勝利を収め、本拠地での4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終えた。カブス先発のジェイムソン・タイオンが5回7安打2失点で6勝目(6敗)をマークし、8回途中から登板した4番手のアドバート・アルゾレイは13セーブ目を記録。レッズ先発のルーク・ウィーバーは4回途中4安打4失点で4敗目(2勝)を喫した。

エリー・デラクルーズの8号先頭打者アーチで先制されたカブスは、1回裏にニコ・ホーナーとイアン・ハップの連続二塁打で同点に追いつき、3回裏にはホーナーの振り逃げからチャンスを広げてコディ・ベリンジャーのタイムリーなどで3点を勝ち越し。4回表にルーク・メイリーの併殺打の間に1点を返され、8回表にはスペンサー・スティアーの17号ソロで1点差に詰め寄られたが、8回裏一死1・3塁からヤン・ゴームスの犠飛で貴重な追加点をゲットした。8回途中から登板したアルゾレイが打者4人をパーフェクトに抑え、5対3で逃げ切り。敗れたレッズはブリュワーズに抜かれて2位転落となった。

なお、前日の試合で9号ソロを含む2安打を放ったカブスの鈴木誠也はスタメンを外れ、最後まで出番がなかった。対右腕の試合では、一塁ジャイマー・キャンデラリオ、左翼ハップ、中堅ベリンジャー、右翼マイク・トークマンという布陣が基本になるとみられ、鈴木は対左腕用のプラトーン要員に格下げとなった可能性がある。6月に打率.177&OPS.475、7月も打率.240&OPS.660と結果を残せなかったことが大きく響いた格好だ。今季の鈴木は相手投手の左右で打撃成績に大きな差はないが、信頼回復のためには、まずは対左腕で結果を出すことが必要になるだろう。

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