大谷4回無失点&40号アーチも逆転負け エステベスが痛恨の被弾

【マリナーズ5-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ア・リーグ西地区4位のエンゼルスは、今日から0.5ゲーム差の3位マリナーズとの4連戦がスタート。その初戦は先発の大谷翔平が右手と指のけいれんにより4イニングを投げただけで降板するアクシデントがありながらも8回終了時点で3対1とリードしていたが、クローザーのカルロス・エステベスが逆転満塁弾を浴び、3対5で敗れた。マリナーズ3番手のアイザイア・キャンベルが2勝目(0敗)、4番手のアンドレス・ムニョスが4セーブ目をマーク。今季初のセーブ失敗となったエステベスには2敗目(5勝)が記録された。

ウーと大谷の好投により投手戦となった一戦は、大谷が4イニングを投げただけで降板し、エンゼルスは2番手のホセ・ソリアーノを投入。そのソリアーノから6回表にエウヘニオ・スアレスが16号ソロを放ち、マリナーズが先手を取った。エンゼルスはその裏、二死から大谷が申告敬遠で出塁し、今季14個目の盗塁を決めてチャンスメイク。すると、C・J・クロンとマイク・ムスタカスに二者連続タイムリーが飛び出し、逆転に成功した。7回表を3番手のマット・ムーア、8回表を4番手のレイナルド・ロペスが三者凡退に抑え、8回裏には大谷の40号ソロが飛び出して2点リードに。ところが、クローザーのエステベスが9回表一死満塁からケイド・マーロウに2号逆転グランドスラムを浴び、重要な4連戦の初戦を落としてしまった。

大谷は4イニングで降板することになったものの、4回59球、被安打3、奪三振4、与四球1の好投でマリナーズ打線に得点を与えず。打者としては「2番・DH」でスタメン出場し、ライトへのヒット、四球、申告敬遠(今季14個目の盗塁)、40号ソロで2打数2安打1打点2四球1盗塁の大活躍を見せた。右手の状態は気になるものの、その影響を感じさせない見事なパフォーマンス。今季の成績は防御率3.32、打率.310、出塁率.413、OPS1.098となっている。

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