これが 広島カープの “食べ力” だ 末包昇大のパワーを育てた大学時代 天谷宗一郎さん体験

ことしのプロ野球ドラフト会議で注目される、関東在住の選手たちを取材してきたRCC野球解説者の 天谷宗一郎 さん。あるお店にも調査に向かいました。

二代目 蝦夷(埼玉・川越市)

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「カープの末包昇大選手に紹介してもらって、来させてもらいました」

二代目 蝦夷のスタッフ
「ありがとうございます」

― 末包選手はよく来られていた?
「いや、本当に自分の家に帰ってくるように…」

― そんなに? 末包選手が頼んでいたものをお願いしていいですか?

ドラフト注目選手として紹介した 細野晴希 投手を擁する東洋大学は、カープの 末包昇大 選手の母校でもあります。

その末包選手に東洋大学近くのおすすめのご飯店を聞きました。

二代目 蝦夷のスタッフ
「お待ちどおさまでした。末包くんが大好きだった焼肉丼です」

― この量(2キロ)を食べていたんですか?
「これ、食べていました」

― そりゃ、あんだけパワーあるよ。

天谷宗一郎 さん
「いただきます。めちゃくちゃ、うまいです。これならいけそう」

さすが、高校時代、カレー1200グラムを12分でたいらげたことがある天谷さん。いい滑り出しです。

せっかくなので、東洋大の 細野晴希 投手にもこのお店のおすすめを聞いてきました。

東洋大学 4年 細野晴希 投手
「おいしい。全部おいしいですけど、量が多いんですよ」

― おすすめは?
「から揚げじゃないですか。みんな、から揚げは頼みます。こんなから揚げが出てくるんですよ、いっぱい(手で量を示す)」

二代目 蝦夷のスタッフ
「から揚げ…」

天谷宗一郎 さん
「そのふつうのトーンで『はい、から揚げ』って持ってくる量じゃないんですよ」

「おいしい。めちゃくちゃジューシー」

おいしいから揚げでさらにペースアップ。食欲が加速します。

天谷宗一郎 さん
「全然、余裕です」

食べること、5分。早くも丼の底が見えてきました。

天谷宗一郎 さん
「(スープを飲んで)あー、おいしい。ごちそうさまでした。うそ、うそ。行く、行く」

「けどね、新井さんとか、やっぱり『食べ力』。食べ力って、おれ、標準語だと思っていたの。たぶん、カープの言葉なんだよね、食べ力って。それくらい、カープの選手って食べること、食に関してすごく意識は高い」

現役時代に培った『食べ力』を呼び覚まし、果敢に挑む天谷さん。末包選手に負けるな! その結果は…

天谷宗一郎 さん
「無理です。ギブアップです。いちおう半分はいただきました。やっぱり末包選手のパワー、恐るべし」

◇ ◇ ◇

中根夕希 キャスター
お疲れさまですね。ああ、お持ち帰りしている…。迫力ありましたね。

石田充 アナウンサー
もともと末包昇大選手って、生まれたときから4500gっていう大きな体だったんですが、そこに加えてこの “食べ力” が大学時代にあって、今、112キロのパワーですから。

青山高治 キャスター
それは飛びますよね、打球はあそこまでね。

石田充 アナウンサー
また、末包選手が、“焼肉丼&から揚げパワー” を見せてくれるでしょう。8月6日(広島・原爆の日)は、「ピースナイター」ですが、このままいくと、長崎出身・大瀬良大地 投手が先発ということになります。去年はサヨナラ勝ちだったというピースナイター、いい1週間の締めくくりにしてほしいと思います。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)

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