岡山市で2024年度から水道料金を約20%値上げ方針 市民団体が反対運動「税金で整備を」

岡山市水道局は2024年度から水道料金を20%ほど値上げする方針です。これを受け4日、市民団体が値上げ反対の街頭活動を行いました。

JR岡山駅の連絡通路で値上げに反対する岡山市の市民団体が駅の利用者に署名を呼び掛けました。

岡山市水道局は2024年度から水道料金を20.6%値上げする方針です。老朽化した施設の更新費用がかさむことなどを理由に挙げています。

市の試算によりますと、現在の水道料金では2031年までに281億円の資金不足になるとしています。早ければ11月の市議会に改定の条例案を提出する予定です。

(岡山市の水道料金を考える会/向谷千鳥 代表)
「生活や事業にも大きな打撃になることは明らかなので、インフラ整備を水道料金に上乗せするんじゃなくて、きちんと税金で整備していただきたい」

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