動物たちも日中の暑さは大変ですが、夜は昼間とは違う顔をのぞかせます。8月11日から開園時間を延長しライトアップされます。
名古屋の東山動植物園の閉園時間は通常午後6時半ですが、3日は日没後、特別に園内の一部がライトアップされ、報道公開されました。
カリフォルニアアシカのプール。この暑さで、日中は日陰で過ごすことが多いとのことですが、昨夜は元気に泳いでいました!
このイベントは、名付けて「ナイトZOO(ズー)&ガーデン」
8月11日から20日までの間の7日間、東山動植物園は一部がライトアップされ、開園時間が午後8時半まで3時間以上延長。昼間とは違う動物たちの生態を観察できます。
アカカンガルー。オーストラリアの平原や砂漠地帯に生息する夜行性のカンガルーです。昼間は寝そべっていることが多いということですが、日が落ちると活動的に。
「ナイトZOO&ガーデン」は去年も行われましたが、今年の目玉は7月14日にオープンした「アジアの熱帯雨林エリア」。まるでジャングルにいるかのような雰囲気で、スマトラトラの「アオ」の様子も観察できます。
実は今回のライトアップは、動物によって色分けされているそうで…
(業務係長 小川夏季さん)
「水にいる動物は青中心にライトアップ。草食の動物は緑色。肉食の動物はオレンジや赤でライトアップしています」
動物それぞれのイメージにあった雰囲気を作り出す工夫です。一方、植物園でも温室全体がライトアップされ、神秘的な雰囲気に包まれます。さらに、時間帯によって光の演出が変化します。
(業務係長 小川夏季さん)
「夏は日中大変暑いことがございます。夜は比較的涼しいので、夜の涼しい時間にライトアップされた幻想的な動物や植物たちをお客様に見ていただければと思います」
昼も夜も楽しめる東山動植物園の「ナイトZOO&ガーデン」。入園料は普段と変わらず中学生以下は無料、大人は500円です。夏休みの特別な7日間がやってきます。