ポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァは今夏におけるバルセロナの最大のターゲットとなっている。この移籍が実現した場合、マンチェスター・Cはクリスタルパレスのマイケル・オリーセ獲得に乗り出す可能性があるようだ。スペイン『Mundo Deportivo』電子版が報じている。
マンチェスター・CはB・シウヴァに対して好条件のオファーが届いた場合、移籍を容認する姿勢だと選手本人へ伝えているとされている。フランス代表FWウスマン・デンベレがチームを去り、パリ・サンジェルマンへの加入が決定的な状況となっているため、バルセロナはB・シウヴァ獲得に本腰を入れるようだ。
マンチェスター・Cとしてはすでにリヤド・マフレズのアル・アハリへの移籍が決定しており、さらにB・シウヴァの退団となれば同ポジションの補強は必須となる。
そこで補強の候補として名前が挙がっているのがオリーセである。レディングの下部組織出身のオリーセは同クラブでプロデビューを飾り、2021年に完全移籍でクリスタルパレスへ加入。昨シーズンはリーグ戦37試合に出場し、2ゴール11アシストをマークした。この活躍により市場価値は推定3800万ユーロ(約59億円)まで上がった期待のフランス人RWである。
しかし、このオリーセにはチェルシーも関心を寄せている同誌は伝えている。昨シーズンから積極的な補強が話題となっているブルーズと、昨季3冠王者のマンチェスター・C。オリーセを巡る一騎打ちが巻き起こった場合、軍配はどちらに上がるだろうか。