「二度と起こしてはいけない」子どもの車内置き去り防止を行政と警察が危険性呼びかけ=静岡市

2022年9月、静岡県牧之原市で園児が通園バスに置き去りにされて死亡した事件を受け、静岡県と静岡県警は8月4日、車内への置き去り防止を呼びかけました。

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<静岡県職員>
「子どもの車内置き去り防止キャンペーンを行っています。よろしくお願いします」

県と県警は4日、JR静岡駅の改札前で、子どもの車内への置き去り防止を呼びかけるチラシやグッズ1,000部を配りました。

県内では2022年9月、牧之原市の認定こども園で3歳の園児が通園バスに置き去りにされ、重度の熱中症で死亡する事件が起きました。

県と県警は、熱中症の危険が高まるこの時期に合わせ、自家用車での置き去りの危険性を呼びかけました。

<静岡県こども未来課 鈴木安由美課長>
「二度とこのようなことで車内に子どもを置き去りにして、死亡させてしまう事故を起こしてはいけないということで、県全体で一丸となって防止を進めていきたい」

県と県警は、5日は富士宮で、8日には浜松でも啓発活動を行う予定です。

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