男性にドン引きされない!ほどよく好印象を残す「アプローチのコツ」

待っていても、好きな男性からのアプローチがない……。そんなとき、「どうしたらアプローチのきっかけがつかめるのかな」「私の方から『好き』と打ち明けたほうがいいのかな」と悩む女性は多いはず。

しかし、好きな気持ちに任せて押し一辺倒のアプローチでは、せっかくの展開にストップをかけてしまう可能性があるのです。

今回は、強引なアプローチがNGな理由と、上手なアプローチ方法を紹介します。

強引なアプローチがNGなのはなぜ?

このまま進展しないのもイヤだけれど、失敗はしたくない。その気持ち、よくわかります。

この焦りの気持ちから、突然気持ちを伝えたりデートに誘ったりという強引なアプローチをしてしまうことはありませんか?

しかし、相手の状況や生活環境も分からないうちから「好きです」「デートして」とアプローチするのは無謀かもしれません。

相手をよく知ってからでないと「いったい僕のどこを見て言ってるのだろう」と相手は疑問を抱くはず。また、「むやみにアタックする人=空気が読めない厄介な人」と思われてしまいます。

自分をわかってもらおうと意地になり、毎日連絡したり全力でアピールしたり……。これはとても強引なアプローチです。

どんなアプローチが正解なの?

1: デートは話の流れを利用して誘う

自分からデートに誘う場合は、まず「いつもどの辺りに遊びに行くの?」などと質問し、その話題で盛り上がってから、「じゃあ、今度一緒に食事しませんか」と提案してみましょう。

「あくまでもさりげなく。ただ食事に行きたいのか、好きなのかわからない程度に言います」(29歳・女性)

このように、「話の流れで誘ってみた」の展開にするのがベターです。

2: メールは特別なタイミングで

「なかなか会えない人なら『お元気ですか、私は元気です。今は〇〇を頑張ってます』と、LINEかDMで新年のあいさつや暑中見舞いメッセージを送って、メッセージが続けばアリ、途切れたらナシと判定します。

アリそうなら『おいしいお店を見つけました。気に入ると思うので、久しぶりに行ってみませんか』と誘い出します」(28歳・女性)

「何が何でも自分の思いを伝える」という方法はやめて、このように特別なタイミングで数行のメッセージのやり取りから始めるのがおすすめです。

焦ってデートに誘うようなことばかりを言わないようにしましょう。

3: まずは会話を楽しませる

「仕事の話をすると男性は会話が途切れません。そして、相手をたくさんほめてから、プライベートの話に持っていきます。いきなり『彼女いますか』とは聞きません」(29歳・女性)

まずは、相手に「一緒にいる時間が楽しい」と思わせることが重要。最初から恋心を見せると、相手は強引さを感じてしまいます。

ガツガツしたり先を急ぎ過ぎたりすると、うまくいきません。

「相手の話をよく聞き、『その考え方はいいね』と肯定するようにしています。そして、性格をよく観察。最後は『今日はありがとう。会えてうれしかったです』と口頭で伝えると、新鮮でいいと思うんです」(23歳・女性)

このようにしっかりと会えたことへのお礼を口にするのもポイントです。

アプローチするときにはこれに気をつけて!

1: 自分をコントロールする

女性はどうしても、恋をしている自分に酔って暴走してしまいがち。

ひとりで盛り上がっていては冷静な判断ができないので、日記をつけたりノートに自分の気持ちを書き出したりしてみましょう。自分を客観的に見ることができ、気持ちをコントロールできます。

2: 「知りたい」から始める

突然「“好き”と伝えて彼をゲット」とは考えないことが大切。

ドラマではよくあるパターンですが、現実的ではありません。

「私はあなたに興味を持っているので、あなたをもっと知りたいです」と、さりげなく伝えるところからスタートしましょう。

3: 相手の話をしっかり聞く

相手の男性の話をきちんと聞いていますか? 自分が次に何を話すか考えてばかりいると、それが出てしまい、聞く姿勢の真剣さが薄れます。

自分の話をするよりも相手の話に興味を持って耳を傾け、そこから会話を広げていきましょう。

相手が何を考え、何に関心を持っているか。それを知ることから始めないと、会話は一方通行になってしまいます。

積極的と強引は違います。

“積極的”は相手を尊重し、引っ込むときは引っ込む。“強引”は相手の気持ちや都合におかまいなし。空気を読むか読まないかの違いです。

自分を磨き、強引にならず、積極的にアプローチをしてみましょう。

(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)

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