音、布、光のアート 金沢21美でナイトミュージアム開幕

音楽家、裁縫師、照明作家によって繰り広げられたパフォーマンス=金沢21世紀美術館

 市内の文化施設で夜のイベントや夜間開館を展開する「金沢ナイトミュージアム2023」(北國新聞社後援)が4日、始まった。開幕プログラムでは、金沢21世紀美術館で音楽家、裁縫師、照明作家による舞台芸術グループ「仕立て屋のサーカス」が音と布と光のパフォーマンスを幻想的に繰り広げた。

 金沢芸術創造財団と金沢文化振興財団が主催するナイトミュージアムは、金沢に息づく多彩な文化に触れる機会をつくるため、2013年に始まった。今年は10月28日までの期間中、音楽や朗読など15のプログラムのほか、新企画として寺や図書館を会場に一般公募の15プログラムを行う。

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