茶屋街ともる華やぎ 金沢おどりへ提灯設置9月15~18日、県立音楽堂

軒先につるされた金沢おどりの提灯を見上げる芸妓=金沢市のひがし茶屋街

 9月に開催される北國新聞創刊130年記念「第20回金沢おどり」(同実行委員会、一般財団法人石川県芸術文化協会、北國新聞社主催)に向け、金沢市のひがし、にし、主計町(かずえまち)の三茶屋街に3日、提灯(ちょうちん)が設置され、華やぎの舞台へ和の情緒を漂わせた。

 提灯は白地に赤色で「金沢おどり」と書かれ、各茶屋や検番の軒先につるされた。ひがし茶屋街では外国人観光客が写真に収め、浴衣姿の芸妓(げいこ)は提灯を見上げて節目の舞台への意欲を新たにした。

 金沢おどりは金沢市の県立音楽堂邦楽ホールで9月15~18日の各日午後1時と同4時に開演する。入場料はプラチナ席(指定、プログラム付き)9千円、S席(指定)8千円、A席(自由)7千円。問い合わせは北國新聞読者サービスセンター=076(260)8000=まで。

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