1人カラオケ、一人旅…福井人は“ソロ活”好き? そんな人でも8割が「できない」ことは…福井商工会議所アンケート

誰かと行動したい派?ソロ活派?

 福井商工会議所が福井県内のビジネスパーソンを対象に行ったアンケートによると、一人カラオケや一人旅などの“ソロ活”を好む「1人で行動したい派」が5割を超え、「誰かと行動したい派」を上回った。「県内でもソロ活のニーズが高まっていることを証明する結果となった」と同会議所。ニーズをうまく取り込めばビジネスチャンスとなりそうだ。

 同会議所が「今どきライフスタイル調査」と題し、テーマを変えて実施しているアンケートの第10回。5月にインターネット経由で会議所会員ら315人から回答を得た。男女はほぼ同数で、主な年代は30代13.7%、40代26.3%、50代30.2%、60代19.4%。

 「常に1人で行動したい」5.4%と「基本1人で行動したい」47.3%を合わせた「1人で行動したい派」は52.7%。「常に誰かと行動したい」2.9%と「基本だれかと行動したい」44.4%を合わせた「誰かと行動したい派」は47.3%で、ソロ活を好む人がわずかに優勢となった。

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 ソロ活を好む理由は「自分のペースで行動できる」が93.8%で最も多く、「人に気を使わなくてもいい」69.0%が続いた。「自分の好きなようにお金が使える」も27.1%あった。

 苦手な理由は「1人で入りにくい場所がある」54.8%、「感情や思い出の共有ができない」53.0%、「話し相手がいないのでさびしい」45.4%の順。

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 1人で行動するのに最もハードルが高かったのは、高級ディナー(できない81%)やテーマパーク(同79.7%)。旅行は国内はできない34%に対して、海外は同72.7%。一人カラオケは「できない」49.5%で、「できる」50.5%と意見が分かれた。会議所の担当者は「非日常的な体験ほど1人でできないという回答が多かったようだ」と話している。

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