古賀さん(諫早2年) かごしま総文・放送部門(アナウンス)で優秀賞 諫早市のブランドタマネギの魅力を紹介

放送部門(アナウンス)で優秀賞に輝いた古賀さん=鹿児島市、かごしま県民交流センター

 鹿児島県で開かれた「第47回全国高校総合文化祭」(2023かごしま総文)は最終日の4日、放送部門(アナウンス)で、長崎県諫早市のブランドタマネギの魅力を紹介した県立諫早高2年の古賀美希さん(16)が最高賞に当たる優秀賞(8人)に輝いた。
 古賀さんは先月末にあった第70回NHK杯全国高校放送コンテストで優勝しており、“二冠”を達成。「農家さんが『生で食べてほしい』と言うように本当においしいタマネギ。収穫も手伝った。伝えるための技術も磨いてきたので、うれしい」と笑顔で語った。
 先月29日に開幕したかごしま総文には、本県から18部門、約340人が出場。弁論部門で最優秀賞に選ばれた青雲高3年のバンダービーン新愛(にいな)さん(17)をはじめ活躍が目立った。
 県立西陵高吹奏楽部は開会式後に行われた鹿児島市内のパレードでグッドパレード賞、マーチング・バトントワリング部門の演奏演技で講評者特別賞に選ばれた。全国高校新聞紙面審査では西陵高が優秀賞、県立長崎南高が優良賞、長崎日大高が奨励賞を受賞。自然科学部門のポスター発表では、巻き貝「フトヘナタリ」を研究した県立長崎北陽台高が奨励賞を受けた。
 4日の合唱、器楽・管弦楽の両部門では、県立島原高が美しいコーラスと演奏を披露し、観客を楽しませた。

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