大輪のヒマワリ 真夏の輝き 約4万本がほぼ満開 長崎県西海・丸田地区

夏空の下、鮮やかに咲き誇るヒマワリ=西海市西海町

 赤土の畑が広がる長崎県西海市西海町丸田地区の一角でヒマワリが咲き誇り、道行く人たちの目を楽しませている。ここ数日が見頃。
 一帯でスイカやブロッコリーなどを生産している「ファームまるだ」(冨田真也社長)が景観美化と緑肥を兼ねて企画。昨年は同町川内郷の国道沿いだったが、今年はゆっくり長く観賞してもらおうと、駐車スペースを十分確保できる同地に変更した。
 種まきから40日間で開花する極早生種「40日ひまわり」を使用。約25アールの畑を約半分に区切り、時期をずらして2度、種をまいた。最初の約6万本は7月に終わり、現在は約4万本がほぼ満開状態。大輪の花が真夏の太陽を浴び、輝きを放っている。

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