台風6号西日本に接近見込み 今のうちに必要な備えを

台風6号の接近で、南西諸島ではライフラインや交通機関に影響が出ています。この台風は、南西諸島付近をゆっくりと東よりに進んだあと、日本の南の海上を北上し、西日本にかなり接近するおそれがあります。南西諸島や九州南部を中心に雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害などに厳重な警戒が必要です。また、東日本太平洋側でも7日頃から雨の降る所があるでしょう。

これから台風が接近する地域でも、停電や交通機関の乱れが発生するかもしれません。今のうちに必要な備えをおこなってください。日差しが少なくなる分、気温は落ち着きますが、それでも最高気温は30℃以上、熱帯夜が続く所も多い予想です。停電時の熱中症対策も必要かもしれません。

西・東日本の日本海側や東北でもこの先は湿った空気の影響で、雲が広がりやすくなりそうです。前線がしばらく停滞する北海道は、来週中頃まではくもりや雨の日が続くでしょう。この先しばらくは全国的にすっきりしない天気となりそうです。

気象予報士・星 絵理香

画像について:8月6日から8月12日までの週間天気予報

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