赤楚衛二「エンタメの力って素晴らしい」一夜限りのゾンフェスで熱い思いを語る

Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』(Netflixにて独占配信中)の配信開始を記念し、一夜限りの《#ゾンフェス》が8月1日に開催された。渋谷ストリームホールにて行われたイベントには主演の赤楚衛二をはじめ、白石麻衣、栁俊太郎、北村一輝、石田雄介監督が登壇。

「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」は、Netflixにて配信されている大人気シリーズ「今際の国のアリス」の麻生羽呂氏が原作、高田康太郎氏作画で月刊サンデーGX(小学館)にて好評連載中の作品。ブラック企業に入社して3年目の天道 輝(赤楚衛二)は、連日の徹夜、上司のパワハラにより生きる屍状態になっていた。そんなある朝、ゾンビ・パンデミックが発生。増殖する死者たちに追われる中、「これで会社に行かなくていい!」と気付いた輝は有頂天に。これまでの人生で叶えられなかった「ゾンビになるまでにしたいこと」リストを作成し、リストを実現する冒険に繰り出していく。笑いとスリルが交差する新感覚ゾンビ映画。

■赤楚の天然発言に会場がざわつく!?

赤楚衛二

赤楚は自身が演じる天道輝について、「明るいポジティブなキャラクターだけど、ブラック企業に勤めてゾンビのように生きていた。パンデミックが起こって、世界が180度変わる…生物です…。生物じゃない! 人物です!」と会場を笑わせた。

栁俊太郎

主人公・天道の親友・竜崎憲一朗を演じた栁は、「けんちょ(竜崎憲一朗のあだ名)はびびりで頼り甲斐がない男。そんな、人間味のあるけんちょが物語で成長していく姿を楽しんでくれたら。」と話した。

■ファンを驚かせた石田監督の演出方法とは?

ゾンビの演出についての話を司会から聞かれると、赤楚は「めちゃくちゃリアルで、ゾンビって存在するんだって思いました。」と語り、「石田監督の演出は、(ゾンビは)目が見えないから、「眼球を動かすな」や意志がないからぶつかったり転んだりしても「手をつくな」などの演出があった。」と監督の熱のこもった演出方法を語り、会場の観客を驚かせた。

北村一輝

一方、主人公にパワハラをする上司・小杉権蔵を演じた北村は「怒っているシーンばかりだったから、(完成した作品を見て)楽しいシーンもあったんだって思った。青春だなと…。」と悲しそうに語り、会場は笑いに包まれた。

■白石麻衣、「私がママの立場だったら…」可愛い悩みにほっこり

白石麻衣

最後に、観客たちから募集した「最近解放されたいこと」をテーマの質問コーナーでは「10歳の娘がずっとくっついてくるのは嬉しいがそろそろ自由が欲しい」という悩みが。この悩みに対して、白石は「解放しなくてもいいのでは…?私がママの立場だったらすごい嬉しいってなると思うし、娘にくっつかれたら「幸せ」ってなりそう。」と可愛い悩みにほっこりしつつ、「どうしてもっていうのであれば1日1回のハグとかルールを決めたら、ママの自由が生まれるんじゃないでしょうか。」と答えた。

■赤楚衛二、「エンタメの力って素晴らしい」

ゾンビポーズをする登壇者

最後に、赤楚が「演じていた時に、見終わった後に前向きな気持ちになれる(作品だ)と感じ、エンタメの力って素晴らしいと今作品を見てすごく感じた。この作品に携わっているキャスト、スタッフ共に出会えて良かったなと心から思える作品。ぜひ、この夏はゾン100で楽しんでいただきたい。」と熱く語り、イベントは幕を閉じた。

<ストーリー>
ブラック企業に入社して3年目の天道輝(演・赤楚衛二)は、連日の徹夜、上司のパワハラにより生きる屍状態になっていた。そんなある朝、ゾンビ・パンデミックが発生。増殖する死者たちに追われる中、「これで会社に行かなくていい!」と気付いた輝は有頂天に。これまでの人生で叶えられなかった「ゾンビになるまでにしたいこと」リストを作成し、道中で出会った三日月閑(演・白石麻衣)や、疎遠になっていた親友・竜崎憲一朗(演・栁俊太郎)を巻き込み、リストを実現する冒険に繰り出していく。

©️麻生羽呂・高田康太郎・小学館/ROBOT

Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』はNetflixにて独占配信中。
出演:赤楚衛二 白石麻衣 栁俊太郎 市川由衣 川﨑麻世 早見あかり 筧美和子 北村一輝
原作:麻生羽呂 作画:高田康太郎(小学館「サンデーG Xコミックス」刊)
監督:石田雄介 脚本:三嶋龍朗
公式HP
Netflix公式X(旧ツイッター)

© 株式会社 日テレ アックスオン