北海道では日本海側を中心に、5日(土)夜遅くにかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
北海道は日本海側を中心に激しい雷雨続く
前線が6日(日)にかけて北海道付近に停滞する見通し。前線に向かって、雨雲のもととなる暖かく湿った空気が流れ込むため、北海道では大気の不安定な状態が続きそうだ。特に日本海側を中心に、断続的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがある。
□6日(日)夕方までに予想される24時間降水量(多い所)
日本海側北部 120ミリ
日本海側南部 100ミリ
オホーツク海側 80ミリ
なお、北海道では上川・留萌地方羽幌町南3条で、降り始め3日(木)午前3時から5日(土)午後3時までの降水量が155.5ミリを観測。8月の平年一か月の降水量136.6ミリを超えて大雨となっている。6日(日)にかけても雨量が増え、平年の降水量を超えて大雨となる地点がさらに増えるおそれがある。
北海道の日本海側では、引き続き5日(土)夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要。また、オホーツク海側も含め、6日(日)にかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要だ。
暗い時間帯に雨足が強まるおそれがあるため、河川や山などの近くに住んでいる場合は、川・崖や山からは離れた2階以上で休むなど、安全な所で過ごすよう努めたい。