HRCの長島「すごくホッとしています」ビエルゲ「僕を選んでくれて感謝」/鈴鹿8耐 予選トップ3会見

 8月5日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2023 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』のトップ10トライアルでポールポジションを獲得したTeam HRC with 日本郵便の長島哲太、高橋巧、チャビ・ビエルゲが予選を振り返るとともに、明日の決勝に向けて意気込みを語った。

■長島哲太
「ここ(ポールポジション)に戻ってくることができてすごくホッとしています。怪我ですごく辛い期間を過ごして、本当に心が何度か折れそうになりましたが、意地でも走りたいと思って最終的にここを走れるという判断をしてくれたHRCには本当に感謝していますし、その判断が間違っていなかったというのをしっかり証明できたと思うので本当に嬉しいです」

長島哲太(Team HRC with Japan Post)/2023鈴鹿8耐

■高橋巧
「僕はトップ10トライアルを走っていませんが、とにかくふたりがすごく速いタイムでした。チャビは特にトップ10トライアルは初めてだったけど、こういう特殊な1周だけの予選でタイムを出さないといけない状況でしっかり2分05秒台を出してくれました。それをさらに上回ってポールを獲ってくれたふたりには感謝ですし、明日は僕も僕なりに仕事をしようと思います」

高橋巧(Team HRC with Japan Post)/2023鈴鹿8耐

■チャビ・ビエルゲ
「さっきタクミが言ったように、テツはセクター1では真っすぐ走っていたようで恐ろしかった。僕はそのデータを一生懸命これから勉強して明日は頑張りたい。チームが僕を選んでくれて感謝しているし、(出走しなかった)タクミにも感謝している。このチャンスをトップ10トライアルに出ておいでって言ってくれたと思うけど、僕を信じてくれてうれしいよ」

「いいタイヤで、いいバイクで1アタックをできたのは素晴らしいチャンス。YARTヤマハとTOHOレーシングにおめでとうを伝えたい。みんな素晴らしいライダーだね」

チャビ・ビエルゲ(Team HRC with Japan Post)/2023鈴鹿8耐

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