中国豪雨の死者26人に 行方不明者の捜索続く

7月下旬から続いた豪雨で被害を受けた北京市郊外=2日(共同)

 【北京共同】中国の北京市に隣接する河北省の保定市は5日、7月下旬から続いた豪雨による死者が10人に達したと明らかにした。国営通信新華社が伝えた。河北省の死者の合計は15人となり、北京市のこれまでの死者11人と合わせて豪雨による死者は26人に上った。各地で行方不明者が出ており、地元当局が捜索を続けている。

 中央気象台は7月29日、北京市や河北省、天津市などに最高レベルの「豪雨赤色警報」を出した。河北省では220万人超が被災。洪水などの災害が発生した保定市では1日当たりの最大降水量が419ミリに上り、18人が行方不明になった。

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