黒部市の黒部峡谷鉄道宇奈月駅で5日、子ども駅長イベントが行われ、児童2人がトロッコ電車の発車ベルを鳴らして乗客を見送り、駅長気分を満喫した。
夏休みの恒例企画で全国から応募があり、抽選で選ばれた黒部市若栗小3年の舟田結菜(ゆうな)さん、千葉県船橋市行田西小4年の小林周平君が体験した。
舟田さんは同日が9歳の誕生日で、お祝いにと両親が応募。小林君は家族そろってトロッコ電車が好きで度々訪れているという。
2人は駅長の制服や制帽、白い手袋を着用して辞令を受けた。柴垣義広宇奈月駅長に教わり、改札や乗客の出迎え、客車のチェーン掛け、出発合図、見送りなどを一通りこなした。かわいらしい駅長の姿に乗客の笑顔が広がった。
19日にも実施する。申し込みは既に締め切っている。