関東大震災から100年――巨大地震への理解と防災力を高める特番を放送。MCは加藤浩次&ホラン千秋

TBS系では、関東大震災から100年となる9月1日に、加藤浩次とホラン千秋がMCを務める報道特別番組「関東大震災から100年 あす巨大地震が来たら」(午後5:50)を放送する。

今年に入り、日本各地で頻発している地震。今後30年以内に南海トラフ巨大地震が発生する確率は70~80%、発生すれば10m超の大津波が襲い、死者は最悪32万人を超えるとも言われている。さらに、首都直下地震も30年以内に70%の確率で発生し、死者は6150人におよぶと予測されている。

番組では、もし今関東大震災が起きたらどうなるのか? どうすれば命が守れるのかを、MCの加藤、ホランと共に探りながら、「防災クイズ」や「大実験」「再現ドラマ」を通して、防災力がアップできる方法を届けていく。

「住宅街でこそ起きやすい土砂災害の脅威とその対策とは?」「地震からわずか8分で津波が襲ってくる可能性がある鎌倉で、逃げ切るためのある方法とは?」「関東大震災で起きた炎の竜巻『火災旋風』は今の日本でも起きるのか?」「SNSが普及しAIが台頭する今、震災のたびに繰り返されてきたデマをどう見抜くのか?」という、関東大震災で多くの犠牲を出した“揺れ”“津波”“火災”“デマ”の四つのテーマを深掘りし、クイズを交えて巨大地震への理解を深める。そして、生き抜く知恵を見いだしていく。

加藤は「関東大震災から100年、街自体は全く変わっていると思いますが、同じような地震が起きた時に、やはり被害が出ることは間違いありません。1人でも多くの命が救われるように、番組で僕自身も勉強したいと思いますので、皆さんぜひご覧ください」と呼び掛ける。

ホランは「この国で暮らす以上、どこに住んでいても地震のリスクとは常に隣り合わせで生きなければならない私たち。日頃からの備えや心構えが大切と分かっていても、『そういえば最近備えを見直していないな…』ということもありますよね。関東大震災の発生から100年という節目で、今一度皆さんと一緒に防災について考える時間にできればと思っています」とメッセージを寄せている。

また、特番の前後1週間、「JNNニュース」(随時放送)や「Nスタ」(月~金曜午後3:49。一部地域を除く)、「news23」(月~木曜午後11:00、金曜午後11:30)などの報道番組では、「関東大震災100年プロジェクト つなぐ、つながる」と題して、関東大震災や防災に関する企画を集中的にオンエアしていく。

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