ローマがアルナウトビッチ獲得の動きを本格化? 選手は恩師との再共闘を希望

[写真:Getty Images]

ローマがボローニャのオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(34)獲得の動きを本格化させているようだ。『roma press』が報じている。

イングランド代表FWタミー・エイブラハムの長期離脱によって新ストライカーの獲得を目指すローマ。しかし、トップターゲットとされたウェストハムのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカはアタランタ行きが決定的となり、アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得交渉も非常に難航している。

その一方で、サントスのU-20ブラジル代表FWマルコス・レオナルドの獲得に接近しているが、同選手のプレースタイルや経験値を考えれば、即戦力というよりも将来への投資という意味合いが強い。

そのため、クラブはより安価なコストで経験豊富な即戦力の獲得に動いており、ジョゼ・モウリーニョ監督がインテル時代に指導した教え子の獲得の動きを本格化させているようだ。

ボローニャでの直近2シーズンで2桁ゴールを記録するなど、未だ健在ぶりを示す192cmのストライカーは、2025年まで契約を残すクラブに大きな不満はないものの、以前からビッグクラブからオファーが届いた場合、移籍を考慮することを通知していた。

そういった中、恩師が率いるローマからの接触を受け、永遠の都への移籍を熱望しているという。ただ、ボローニャがローマに要求する移籍金が相場よりも高額となっており、クラブ間の交渉は停滞している模様。

これを受けてアルナウトビッチの代理人はボローニャと話し合いを行い、要求額を下げることを求めたようだ。

なお、ローマはアルナウトビッチの移籍金として400万ユーロ(約6億2000万円)程度の支払いを考えているという。

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