大型車、高速道で交通量増 巣ごもり需要で物流堅調

 2021年度の高速道路の交通量を15年度と比較すると、小型車は減ったが、大型車は増えたことが6日、国土交通省の調査で分かった。国交省は、新型コロナの影響で外出を控える動きが広がり、個人利用が減少した一方、巣ごもり需要に伴う通販など物流面が堅調だったと分析した。

 調査対象は、高速道路、都市高速道路、一般国道、一部の市道を含む都道府県道。4区分ごとに、大型車(大型貨物車、バス)と小型車(乗用車、小型貨物車)の交通量を前回調査の15年度と比べた。

 高速道路では、小型車が15.8%減ったが、大型車は5.5%増えた。道路の区分や車種を合計した全体をみると、5.3%減だった。

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