旧陸軍被服支廠の保存活用 岸田総理 安全対策の財政支援を表明 広島

最大級の被爆建物、旧陸軍被服支廠について岸田総理は国から保存・活用についてアドバイスをするともに安全対策について財政支援する考えを示しました。

岸田総理「(被服支廠の活用について)方針が定まれば文化財指定の文化審議会の審議、国の関連事業を通じた支援、こういったものを速やかに行いたい」

岸田総理は県が被服支廠の活用方法について方針を定めることを前提に、文化財指定の審議や建物の安全対策の財政支援を行う考えを示しました。

県所有の被服支廠の耐震化工事の費用は17億4千億円で国からの補助がないと厳しい状況です。

湯崎英彦知事「(県として)財政支援をお願いしている中で、それを受け止めての発言なので、一歩も二歩もかなり前進したと受け止めています」

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