存廃の問題に揺れる芸備線の一部区間についてＪＲ西日本は、国も参加する「再構築協議会」の設置を要請する考えを明らかにしました。
「再構築協議会」は１０月に始まる新制度で、鉄道事業者か自治体の要請に基づき設置され、国も参加して利用が低迷する路線の存廃について話し合います。
ＪＲ西日本によりますと芸備線の備後庄原駅から備中神代駅までの区間について１０月１日の改正法施行後、速やかに要請するということです。
ＪＲ西日本 地域共生部 須々木淳次長「存続ありきや廃止ありきではなく、地域の交通を街づくりのなかでどうしていくのか地域のみなさまと議論できれば」
協議の期間は原則３年で鉄道として存続させるかバスなどに転換するかを決め、いずれの場合でも設備投資などの費用は国が支援するということです。
