JR筑肥線、「国鉄色」電車復刻 電化40年でお披露目会

「国鉄色」に復刻したJR筑肥線の車両=6日午前、佐賀県唐津市

 JR九州は6日、筑肥線電化40周年を記念し、水色にクリーム色の帯が入った当時の「国鉄色」に復刻した電車1編成を佐賀県唐津市の唐津車両センターでお披露目した。筑前前原(福岡県糸島市)―西唐津(唐津市)間で8日から走らせる。

 お披露目会には事前予約した100人以上の鉄道ファンらが集結。参加費は1人9800円ながら、用意していた人数分は7分で完売した。京都市から訪れた会社員谷崎翔太さん(26)は「小さい頃に同じ形式の電車が地元で走っていたので思い入れがある」と話し、カメラのシャッターを切っていた。

 JR九州によると、この車両は「103系」で、1983年に川崎重工業が製造した。

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