京都サンガ、柏に0-1で連勝ならず 谷内田がネット揺らすもVARで幻に

サンガ―柏 前半29分、柏の細谷(19)に先制ゴールを決められるサンガ=サンガスタジアム京セラ

 J1京都サンガFCは6日、サンガスタジアム京セラで第22節の柏戦に臨み、0-1で敗れた。今季3度目の2連勝はならず、勝ち点は23、順位も15位のまま。

 リーグ中断期間を経て約3週間ぶりの公式戦となったサンガは、前節名古屋戦(2-1)と同じ先発メンバーで臨んだ。サブには、名古屋戦で決勝ゴールを上げたパトリックの他、加入したばかりの原やGK具が名を連ねた。三竿は4月の第6節神戸戦以来のベンチ入りとなった。

 柏は2日の天皇杯の先発メンバーのうち、7人がこの日も先発。サンガは、前半は相手の勢いに完全にのまれた。長いボールで陣形を広げられ、セカンドボールも拾われた。前半29分には、ヘディングのミスからボールを奪われ、先制点を許した。

 後半開始から谷内田、三竿、アピアタウィアを同時投入して布陣も3バックに変更。後半8分、谷内田のクロス性のボールがネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認でオフサイドとなってゴールは取り消しとなった。

 パトリックや加入後初出場となった原らも投入して打開を試みたが、相手が布陣を変更してきたこともあり、崩しきれなかった。

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