夏の甲子園2023開幕、7年ぶり出場の北陸が堂々の行進 第6日に神奈川県代表の慶応と初戦

開会式で堂々と行進する北陸の選手=8月6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

 第105回全国高校野球選手権大会は8月6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式では7年ぶり4度目の出場の福井県代表、北陸が堂々の行進。49代表校による17日間(休養日を含む)の熱戦も始まった。⇒「勝つぞ」北陸、初戦へ心高鳴る

 開会式は新型コロナウイルス禍により簡素化されてきたが、夏の甲子園としては2019年以来4年ぶりに全選手そろっての入場行進が行われた。北陸は22番目に登場。2季連続で聖地に足を踏み入れる喜びをかみしめながら選手は球場を1周した。笹井多輝主将は「やっぱり良い場所。実感が湧いてきて、全員が甲子園に出場する重みを実感した」と気持ちを高めた。

 北陸は大会第6日(11日)の第3試合(午後1時10分開始)で、5年ぶり19度目出場の慶応(神奈川)と初戦の2回戦に臨む。

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