追撃の適時打で今季14度目マルチH!1軍昇格へ7戦ぶり打点で打撃復調気配の近本光司&佐藤輝明好調の岡田阪神の更なる起爆剤候補とは!?

井坪陽生が追撃のタイムリーヒット

8月6日、ほっともっとフィールド神戸で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した井坪陽生は、5打数2安打1打点。追撃のタイムリーヒットを放つなど、今シーズン14度目のマルチヒットを記録。7試合ぶりの打点で打撃復調気配を見せ、1軍昇格へアピールした。

3回、1アウト走者なしで打席に立った井坪陽生は、オリックス・バファローズ先発の佐藤一磨の2球目142kmストレートをレフトへ運び、出塁。

さらに、7回2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立つと、井坪陽生はオリックスバファローズ3番手・中田唯斗の初球146kmストレートをセンターへ運ぶ追撃のタイムリーヒットを放った。

井坪陽生は、関東第一高校から2022年度ドラフト3位で阪神タイガースに入団。プロでの実戦デビューから新人らしからぬ打撃を見せている。ウエスタン・リーグ開幕からここまで今シーズンは、5月21日のオリックス・バファローズ戦のノーヒットで打率.297になるまで一度も打率3割以下に落ちることなく、コンスタントに結果を残していたが、逆に5月下旬から6月上旬までは打てない時期が続いていた。

6月25日の中日ドラゴンズ戦では、長打2本を放つなど、三度のチャンスをものにし、4安打の固め打ちを記録。7月11日の中日ドラゴンズ戦では、決勝の2点タイムリーツーベースヒットに、ノーアウト2塁のチャンスを演出するツーベースヒットと2本の長打を放ち、12日の中日ドラゴンズ戦でもマルチヒットと2試合連続マルチヒットを記録していた。

7月18日のフレッシュオールスターではMVPの森下翔太に負けじと、ライト線に2点タイムリーツーベースヒットを放ち、存在感を放っていた。

ルーキーらしからぬ打撃でヒットを量産できる井坪陽生が打撃のタイミングを取り戻し、再び開幕当初の勢いを取り戻し、岡田監督が無視できない存在へと上昇の兆しを見せている。

近本光司の復活に、佐藤輝明の復調で勢いに乗る阪神タイガース打線に割って入る存在として、井坪陽生が1軍昇格を果たし、阪神打線のさらなる起爆剤となってもらいたい。

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