大間町で32度、8月史上最高 青森県内6日 青森市は14日連続真夏日

 青森県内は6日も厳しい暑さが続き、三戸では36.5度を記録した。大間では32度となり、8月の観測史上最高気温を更新。大間を含む7地点で今年最高気温となった。青森地方気象台は7日も各地で最高気温が30度を超えるとして、熱中症に注意を呼びかけている。

 同気象台によると、青森34.5度、弘前34.1度、八戸33.3度だった。気象庁と環境省は、3日連続で県内に「熱中症警戒アラート」を発表。県内各消防本部によると、熱中症とみられる症状で10~90代の男女20人が搬送された。

 青森市は、30度を超える真夏日が14日連続(うち猛暑日5日)となった。青森ねぶた祭運行コースの新町通りでは6日正午ごろ、行き交う市民や観光客が日傘やうちわで暑さをしのぎ、運行開始までの時間を過ごしていた。黒石市の会社員大場勇飛さん(21)は「ずっと暑さが続いて体にこたえるが、ねぶたを見て元気を補充したい」と話した。

 同気象台によると、7日の予想最高気温は弘前、深浦で33度。青森、八戸は32度、むつ30度。18日ごろまで暑さは続くという。

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