「イワクラと吉住の番組」が念願の「バラバラ大選挙」グランプリに!

出演者と若手クリエーターがタッグを組み、月~金曜の平日深夜帯に展開しているテレビ朝日の新感覚エンタメゾーン「バラバラ大作戦」(月~木曜深夜1:56、金曜深夜2:26。関東ローカル)。その18番組の中から一番面白い番組を選ぶ「バラバラ大選挙」第6弾が開催され、「イワクラと吉住の番組」(火曜深夜2:13)が第6代グランプリに輝いた。

2020年10月のスタート以来、その名の通り個性も企画もバラバラなバラエティーをお届けしてきた「バラバラ大作戦」は、SNSやネット配信と柔軟に連動し、地上波の枠にとらわれない多角的な展開で大反響を獲得した。そして、2023年春にはゾーンを拡大し、それまでの14番組から18番組へと増量した。

18番組体制となってから初の開催となった第6回「バラバラ大選挙」でグランプリを勝ち取った「イワクラと吉住の番組」は、ちょっと変わった視点を持つ女性芸人である蛙亭・イワクラと吉住が、現代社会の“心が疲れきった大人たち”にそっと寄り添いつつ語り合うトークバラエティーとして、22年4月にスタートした。互いを推し合っているが決して仲良くなりすぎないMC2人の距離感、2人やゲストがかわいいと思うものにただひたすら寄り添う「カワイイに寄り添う」、推しへの愛を語り合う「推しに寄り添う」、偏愛する商品の中の人にフィーチャーする「拝啓、中の人」など、ほどよい空気感を保ちつつも癒やされるシリーズを多数輩出。また、今年1月にはフジテレビの「久保みねヒャダこじらせナイト」との局の垣根を超えたコラボレーションも実現し、番組の幅を広げてきた。

「バラバラ大選挙」3度目の挑戦にして、ついにグランプリを獲得したことについて、イワクラは「何かで1位になったことがないのでうれしいです」と素直な喜びを伝え、吉住も「『バラバラ大選挙』第6代グランプリということで、歴代ここまで声量の小さいMCの番組がグランプリに輝いたのは初めてではないでしょうか。本当に光栄です。音声さん、いつもありがとうございます」と、あくまで控えめに感謝を述べた。

「バラバラ大選挙」でグランプリに輝いた番組は、そのご褒美としてスペシャル番組の権利が贈られる。イワクラは「特番がとても楽しみです。まだ番組が始まってから吉住さんとご飯に行ってないので、それまでに一度行きたいと思います。もう一歩心の距離詰めるの頑張ってみます。今後とも皆さまからいただいた1位を胸にいろんな人に寄り添える番組作りを心がけたいと思います」と今後の抱負を語り、吉住は「この番組が始まった時に、『お互いがそれぞれ芸人としてでっけぇ存在になって、すっげぇ番組にする!』と苦手な中学の同級生みたいな宣言をしてしまい、それまではこの番組を終わらせるわけにはいかなかったので、正直ホッとしております。これからも番組とともに成長していく私たちと声帯をお見せできたらと思います」と静かなる意気込みをうかがわせた。

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