道の駅でカブトムシと触れ合い 京都・京丹波 シイタケ菌床で育てる

廃菌床で育ったカブトムシを楽しそうに触る家族連れ(京丹波町曽根・道の駅「京丹波味夢の里」)

 シイタケ栽培で使った廃菌床で育てたカブトムシと触れ合える催しが、京都府京丹波町曽根の道の駅「京丹波味夢の里」で開かれている。6日は家族連れがひっきりなしに訪れ、カブトムシを枝で歩かせたり2匹で相撲を取らせたりして楽しんだ。

 南丹市八木町で菌床シイタケ栽培を手掛ける民間会社「アビアス京都」が企画した。同社は栄養分が豊富な廃菌床を有効活用しようと、2022年秋からカブトムシの育成事業に取り組んでいる。

 会場では体長7、8センチに成長したカブトムシの雄約25匹を自由に手に取ることができるほか、ヘラクレスオオカブトなどの海外種や国産クワガタムシの展示もある。

 大山崎町から訪れた男児(6)は「カブトムシは戦っているところがかっこいい。たくさん触ることができて楽しかった」と笑顔で話していた。

 20日まで。2歳以上500円。カブトムシが当たる福引やカブトムシのふんを土に混ぜて育てた野菜の販売もある。

 

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