高根沢・星宮神社で茅の輪くぐり 神事で「罪」払う

星宮神社で行われた茅の輪くぐり

 【高根沢】花岡の星宮神社で6日、「茅(ち)の輪くぐり」の神事が行われ、氏子ら20人が参列した。

 茅の輪は、当番班の羽足知幸(はねあしともゆき)世話人(58)ら10人が制作したもので、直径約2メートル。河原などで材料のチガヤを調達後、半日かけて仕上げたという。

 担当した岩松史恵(いわまつふみえ)禰宜(ねぎ)は同神事について「例えばアリを踏んだなど、知らないうちに犯してしまった罪を払う意味合いがある」と説明。参加者たちは輪の中を左、右、左回りの順でくぐった後、紙の人形(ひとがた)を水路に流して浄化した。

 花岡、氏子総代長の岡本俊夫(おかもととしお)さん(73)は「茅の輪は1週間ほど設置予定です。一般の方も自由に来ていただき参拝してほしい」と話していた。

星宮神社で行われた茅の輪くぐり

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