小山で思川アユ祭り 子ども400人、つかみ取りに挑戦

アユをつかみ喜ぶ参加者

 【小山】「第20回おやま思川アユ祭り」が5日、観晃橋上流の思川河川敷で開かれ、千人以上の応募者から抽選で選ばれた小学生や未就学児ら400人がつかみ取りに挑戦した。

 市内を流れる思川に親しんでもらおうと、市などでつくる実行委員会が主催。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった。

 日差しが照り付ける中、子どもたちは開始の合図とともに川に入り、15~20センチほどの生きのよいアユを必死に探して素手で捕まえた。見事につかむと「やった」「取った」など大きな声を上げ、捕まえたアユを自分たちで竹串に刺し、塩焼きで食べていた。

 初めてつかみ取りに挑戦した小山第一小4年和久井結翔(わくいゆうと)君(9)は「暑い中、水に入ってアユと触れ合うのが楽しかった。捕まえるのはちょっと大変だった」と笑顔を見せた。

アユを探す参加者ら

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