栃木県、お盆渋滞最長は45キロ 矢板PA先頭に下り線 ネクスコ東日本が予測

 ネクスコ東日本関東支社は6日までに、お盆期間(9~16日)の高速道路の渋滞予測を公表した。県内でピーク時に10キロ以上の渋滞が予想されるのは全て東北自動車道で、上下線で計13回発生する見込み。下りでは11日午前10時のピーク時に、矢板北パーキングエリア(PA)付近で同社管内最長となる45キロの渋滞が発生し、通過に最大1時間50分かかると予測した。

 同支社によると、県内では下りで5回、上りで8回の渋滞発生が予測されている。下りの5回のうち、4回は矢板北PA付近が先頭。ピークとなる11日は未明から夜にかけて終日混雑するとみられる。また12日午前10時に最長40キロ、13日同9時に最長35キロ、14日同10時に最長25キロの渋滞が発生すると見込まれている。

 上りでは上河内サービスエリア(SA)付近と西那須野塩原インターチェンジ(IC)付近でそれぞれ4回の渋滞発生が予測されている。中でも14、15日の午後4時には西那須野塩原IC付近を先頭に最長30キロの渋滞が発生する見通しだ。

 同支社の渋滞予報士は「人流が回復し、渋滞も新型コロナウイルス流行前の規模に戻っている。渋滞予測を確認の上、ピーク時を避けた利用や早めの休憩をお願いしたい」と呼びかけている。

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