宇都宮の女性、自宅で意識障害 県内の熱中症疑い10人 サッカー試合後の体調不良も

 県内は6日、午後5時までに熱中症の疑いで10人が救急搬送された。このうち少なくとも4人が入院治療が必要な中等症だった。

 県内の各消防局、消防本部によると、中等症は40~90代の男女。宇都宮市内の80代女性は自宅で意識障害などの症状がみられ、友人が119番した。真岡市内では40代男性がサッカーの試合後に体調不良となったほか、さくら市内では90代男性2人がそれぞれ自宅から搬送され、いずれも中等症だった。

 石橋地区消防組合消防本部によると、壬生町で搬送された70代女性が「軽症または中等症」という。この他に軽症は5人だった。

 6日は佐野の36.5度をはじめ、県内全14観測地点のうち4地点で35度以上の猛暑日となった。

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