愛猫に「健気だな~」と感じる行動5選♡そのときの気持ちも合わせて解説!

1.帰宅時のお出迎え

外出から帰ってくると玄関や部屋のドアの前にいて、お出迎えをしてくれることがあります。飼い主さんがドアを開けた瞬間に走って来てくれる猫もいます。

猫は飼い主さんの行動をよく観察していて、帰ってくる時間をわかっているので時間になるとお出迎えしてくれるのです。

さらに猫は聴覚が優れているので、飼い主さんの足音などを聞いてお出迎えしている場合もあります。

2.待っている

飼い主さんがお風呂やトイレから出てくるのをドアの前で待っていたり、自分でおもちゃを持ってきて遊んでもらえるのを待っていたりすることがあります。ゴミ出しに行って戻ってくると玄関で待っていてくれるということもあります。

猫は今までの経験から「待っていれば飼い主さんが来てくれる、遊んでくれる」ということをわかっているのです。

そのため、鳴いたりドアをガリガリしたりしないで静かに待てる猫もいます。もちろん猫によっては一生懸命アピールする子もいます。我が家の猫たちの場合、先輩猫は静かに食事場所でごはんを待っていますが、後輩猫はごはんがもらえるまで鳴いて待っています。

3.寄り添う

猫は、飼い主さんの雰囲気や表情などをよく見ています。

飼い主さんが悲しいときや体調が悪いときに、飼い主さんの近くにいてくれることがあります。「どうしたの?」と顔を覗き込んでくる猫もいます。

このような時、「猫はいつもと違う飼い主の様子に戸惑っている」と言われていますが、寄り添ってくれるその姿が健気ですよね。

4.お土産を持ってくる

猫が虫など「お土産」を捕まえて飼い主さんのところに持ってきてくれることがあります。

この行動にはいろいろな意味があると言われていますが、飼い主さんのために獲物を獲ってきてくれている場合もあるのです。

猫は飼い主さんのことを「狩りができない猫」だと思っていて、獲物を見せて狩りを教えていると言われています。特にこの行動は、大人のメス猫がすることが多く、子猫に教えるつもりでお土産を持ってきているようです。

また、体調が悪くて寝込んでいる飼い主さんのためにキャットフードやおやつ、おもちゃを枕元まで運んできてくれる猫もいます。甲斐甲斐しくお世話をする姿が健気です。

5.パトロール

猫は自分の縄張りを守るために、侵入者がいないか、縄張りの印のにおいが薄れていないかなどを毎日決まった時間に歩いて確認しています。

家の中で暮らす猫にとっては、家の中が縄張りです。歩く、爪とぎ、体をこすりつけるなどして自分のにおいを縄張りの印としてつけています。

まとめ

猫は自由気ままに見えますが、飼い主さんの行動に合わせて行動したり、飼い主さんのお世話をしたり健気な行動もしているのです。そしてこれは、飼い主さんへの愛情表現でもあります。

愛猫の行動を普段からよく観察して、その健気な気持ちをきちんと汲み取ってあげたいですよね。

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