防犯カメラに犯行が「憤りしかない」肉の無人販売店で連日大量の肉盗難 信頼関係裏切る行為にオーナー怒り=浜松市

店内の防犯カメラが犯行の一部始終を捉えました。8月、浜松市にある肉の無人販売店で大量の肉が盗まれました。客と店の信頼関係を裏切る卑劣な犯行にオーナーは怒りをにじませます。

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ほどよい甘さに、ジューシーな肉質が特徴のサーロインステーキ。このステーキなど、合計で約9万円相当の肉が盗まれる被害がありました。

これは店内に設置された防犯カメラの映像です。一人の人物が、平然とカバンの中に商品を入れていくのがわかります。

<おウチdeお肉 浜松高林店 後藤雅英オーナー>
「9万円というのはちょっとした金額ではなくてかなり大きい金額でして、月の利益がなくなってしまうような赤字になってしまうような金額になります」

盗難被害に遭ったのは浜松市中区の無人販売店「おウチdeお肉 浜松高林店」です。

<おウチdeお肉 浜松高林店 後藤雅英オーナー>
「こちらが数十点あったんですけど、連日にわたって犯人が万引きしていきまして、今、欠品状態となっています」

2022年12月にオープンしたこの店は、これまでに2度の万引き被害に遭っていて、6台の防犯カメラを設置するなどの対策を実施。

しかし、同一犯とみられる人物は防犯カメラには目もくれず、3日間にわたって深夜に犯行を繰り返し、合計110点以上の商品を盗みました。3日目に関しては、オーナーが店内にこの被害に関する張り紙を掲示した上での犯行でした。

無人販売店は、店と客の信頼関係を前提とした業態。オーナーの後藤さんは、信頼を裏切る行為ともいえる今回の犯行に怒りをにじませます。

<おウチdeお肉 浜松高林店 後藤雅英オーナー>
「やっぱり憤りしかなくて、この数日のお金の部分もありますし、もちろんお金はすぐに返してほしいし、この期間に受けたストレスとか労力っていうものは金額以上のものがすごくあるので、本当に早く捕まって罪を償ってほしい」

店は警察に被害届を提出しています。

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