氷見場所へ験担ぎ弁当 富山の源が企画、朝乃山活躍も願い

大相撲富山巡業を盛り上げようと考案された関取弁当(源提供)

 ますずし製造販売の源(富山市)は、27日に開催される大相撲氷見場所(富山新聞社、北國新聞社主催)など富山巡業を盛り上げようと、縁起の良い食材や料理を詰め込んだ「関取弁当」を企画した。元大関の朝乃山関(高砂部屋、富山市出身)の活躍も願い、食を通じて力士を応援する。

 六角形の箱に15品以上を詰め、ボリュームある弁当に仕上げた。鶏が2本足で立ち、手をつかないことから力士が験を担いで食べる鶏カツのほか、鯛(たい)めし、エビフライなどをそろえた。

 氷見場所では、事前予約の土産セットに弁当が含まれる。土産セットの受付は終了した。一般販売は11~27日、JR富山駅中央改札前売店や金沢百番街あんと店など、源の商品を取り扱う7店で行う。9月以降は、大相撲の本場所開催に合わせて販売する。1個1600円。

 氷見場所は富山新聞創刊100年記念として行われ、氷見市ふれあいスポーツセンターが会場となる。

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